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1.埋込み型除細動器とは・・・
1-7.手術の危険性(合併症)
手術そのものは、きわめて安全簡易な手術に属します。しかし、もともと危険な不整脈を伴う心臓病の患者さんが対象ですので、まったく危険なし、というわけには行かないのが現状です。埋め込みに由来するさまざまな偶発症として、気胸、血胸、出血、不整脈の停止不能・心不全の誘発、心穿孔(心タンポナーデ)などが全部あわせて1%程度の患者さんに発生しています。そのために新たな手術が必要になったり、輸血が必要になる場合もあります。
また、除細動器の材料は、耐久性やアレルギーの誘発などの観点から最も良い材質が使用されていますが、まれに皮膚が薄くて循環障害が生じ、器械が皮膚表面へ押し出されて露出されてしまう方、身体の中に入り込んだ細菌が取り付いて器械の周辺で増殖し膿のたまる方があります。また、電極の断線が起こる方もあります。
これらは、手術後比較的早いうちに発生する事が多いと思われますが、何年も経ってから出る場合も報告されています。これらのケースでは、再手術して別の器械を埋めなおす必要があります。
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