研究会の記録
第16回研究会
〈2007年7月14日開催〉
第15回研究会
〈2007年2月3日開催〉
第14回研究会
〈2006年7月29日開催〉
第13回研究会
〈2006年2月4日開催〉
第12回研究会
〈2005年7月16日開催〉
第11回研究会
〈2005年1月15日開催〉
III
心房頻拍および通常型心房粗動を合併する持続性心房細動に対して
Ensiteを用いてカテーテルアブレーションを施行した1例


滋賀県立成人病センター 循環器科
 
武田晋作、池口 滋、春名徹也、藤田真也、福原 怜、 菊田雄悦、長谷川勝之、
 岡田正治、羽田龍彦、小菅邦彦


症例は69歳男性。薬剤抵抗性の持続性心房細動に対してカテーテルアブレーションを施行した。入院3週間前から心房細動(AF)が持続しており、DCを行わずにAFのままでEnsiteおよびdouble Lassoを用いて4mm tipで両側肺静脈隔離を開始した。左肺静脈隔離を終えて右肺静脈を隔離している最中に、通常型心房粗動に移行した。そこで肺静脈隔離を一旦中断して、三尖弁下大静脈峡部(CTI)アブレーションを開始したところ、すぐにATに移行し持続した。ATはRA burst pacingにて洞調律に回復したため、引き続き洞調律下で右側肺静脈隔離を完成させた。さらにCS pacing下でCTIアブレーションを施行しようとしたが、CS pacingで容易にATが誘発された。そこでEnsiteにて左房および右房の各々をmappingしたところ、右房mid cristaにATの起源が認められ、focusから上方に向かってnarrow channelを伝導してから右房全体にbreak outする所見が観察された。そのためATのfocusと考えられる最早期興奮部位およびbreak outする部位を4mm tipで通電したところ、ATの誘発性は消失した。最後にCTIアブレーションを8mm tipで施行し、両方向性ブロックを完成させて終了した。

←BACK NEXT→
  Copyright(c)2006. KSN. All rights reserved.